匙を投げたいけど

匙を投げたいけど

面倒くさがりで面倒なオタクが、脳トレがてら考えたことを書いています。

読書の記録と記憶を残したい

読んだ本を記録したい。



せっかく本を読んでも、内容を忘れてしまうことがほとんどで、もったいなく感じる。だから、感想なりメモなりを残したい。



前回の記事でも書いたが、チラシの裏でも求める条件の一部は満たしている。が、書いたからには残しておきたいし、検索もしたい。つまり、求める条件のすべては満たしていない。



求める条件は以下の3つ。



1、他人の目に触れない
2、本の情報を容易に貼れる
3、「書く」「読み返す(検索)」が楽



「1、他人の目に触れない」について。


まずここで、ほぼすべてのアプリが脱落した。探した限りでは、読書の記録に特化していて、非公開にできるものはなかった。


他人に見られたくない理由は二つある。


第一に、気軽に書けない。気軽に好きに書けば良い、と思っても、絶対どこかに遠慮や見栄が入る。また、ミステリで意外な犯人だったことが印象的でも「犯人は○○」と書くわけにいかない。同様に、自分にとって便利な検索ワードもおいそれと書けない。



第二に、読んだ本を知られるのが単純に恥ずかしい。今のところ、犯罪に手を染める予定はない。が、うっかり罪を犯したときに「犯人はこんなものばかり読んでいた!」などと報道されては、清く生きている同好の士に申し訳が立たない。



冗談はさておき(半ば本気だが)、たとえばノウハウ本を読んだことを知られるのが恥ずかしい。自分が不器用な自覚はある。「不器用だからノウハウ本を読んで少しでも改善したいんだ!」と開き直れば良いのだが、そこができない。「ちょっとタイトルに惹かれた」程度の本を知られるのも恥ずかしい。自分のセンスのなさも自覚しているが、選書センスのなさを開き直れない。


「2、本の情報を容易に貼れる」について。



読書の記録に特化したアプリで、この条件が満たせそうなものはあった。が、1の条件をそもそも満たせていないので断念した。本の裏のバーコードを読み取るだけで情報挿入できるシステムなども惹かれた。が、近ごろ電子書籍で読むことも増えたので、それだけではこと足りない。ただ、書名・著者名を手打ちするくらいは妥協できそうなので、これは引っ込められる条件である。



「3、『書く』『読み返す(検索)』が楽」について。


検索したいので、デジタルが必須となる。1で書いた通り、アプリはほぼ全滅だったので、鍵付きブログで試みたことがある。しかし「鍵」がそもそも読み書きに不便だった。読み返すためにアクセスするだけでパスワード入力が必要となる。検索先の参照もパスワード。もちろん書くときもパスワ(略)。読むたびに新しい発見がある本こそ記録したいのに、パ(略)。メール更新機能もあったが、記事が分かれてしまう性質上、使えなかった。



ままならぬ。



ただ、内容を忘れるということは何度読んでも楽しめるということだ。と、自分に言い聞かせつつ、目下難民である。