匙を投げたいけど

匙を投げたいけど

面倒くさがりで面倒なオタクが、脳トレがてら考えたことを書いています。

ストックしすぎる症候群(仮)とささやかな対策

昨年からものを減らしたいと言いつつ、腰が重かった。

でも先日、こんまりさんの片付け本を読み返したので、かなりうずうずしてきた。さすが魔法の本だ。


ただ、まとまった空間や時間がないので、できるところから手をつけている。

もちろん、そのうち大規模な片付けもしたい。けど、それまでに減らせるものを減らすのは無駄ではないはずだ。


ものを捨てにくいことについては以前も書いた。が、私がものをためこんでしまうのはもうひとつ、「ストックしすぎる症候群(仮)」のせいもある。


私のストックしすぎる症候群(仮)は「不安」「記憶力不足」「面倒くさがり」の3つが原因ではないかと考えた。


その1「不安」について。


市販のもので気に入るものが少なく、しかも製造中止の憂き目に遭うことが多い。

自覚はないが、こだわりが強くて好みが一般的ではないので、供給側としては採算がとれないのだろう。

しかし製造中止が続くと、気に入ったものとめぐり会えたとき、もう二度と会えないのではないかと不安になる。

買いだめの大きな原動力だ。


その2「記憶力不足」について。


ストックが増えるとごちゃごちゃしてくる。

自分がどれくらいの量を持っているのかおぼえておけず、買い足してしまう。

ストッカーがさらにごちゃごちゃし、必要なものが足りているかどうか把握できなくなる。

あると思っていたものが足りなくなってしまい、それに懲りて買い足し、ますますストックが増え…という悪循環におちいる。


その3「面倒くさがり」について。


ダイエットのときにも自分と向き合うことを面倒がっていたが、片付けも同様だった。

自分の適正量と向き合ってこなかった。


さて、対処法も考えた。


増えすぎたストックは一気に手放してみるのが良いという説がある。

おそらくそれが最適解だろうとは思うが、そこまでの勇気がない。また、万年手元不如意である。

そのため、まずは「使う」「買い足さない」に尽力することにした。幸い、使い切れないほどのストックはない。

そして、自分なりに一定量を決めてみた。

しばらくこれで運用してみて、適正量を把握していくつもりである。


こうして買い足すのを我慢していたら、洗面所下のスペースが少し空いた。ので、思い出したときにそこを眺めて悦に入っている。

実はこれ、自分にとっていちばん有効な片付け手段だと踏んでいる。

小さな目標を置いて、そのたびに自己満足するのだ。

おそらく片付けに限らず「ぼくのかんがえたさいきょうの目標達成法」になると見ている。オリジナルじゃなくて、そういったノウハウはそこらじゅうにあるけど。


まずは片付けにくじけないよう、小まめにいい気になろうと思う。