匙を投げたいけど

匙を投げたいけど

面倒くさがりで面倒なオタクが、脳トレがてら考えたことを書いています。

米は無し、銭すこし

断捨離がめっきり停滞している。その存在やら情熱やらを思い出すため、久しぶりに断捨離成功したものについて書く。個人的に成功したと思っているだけだが、管理はしやすくなったし、断捨離完遂のために、小まめにいい気になりたいからだ。



私がためこみがちだったものの中に、小銭がある。理由は三つ。



  1. 立替払いを返すときのため
    我が家は夫と財布が別なので、立替払いは一定期間分まとめて私からお金を渡している。

  2. 文学的な意味ではない同人活動に復帰したときのため
    ご存じない方のために補足すると、オフラインの同人活動はお店やさんごっこのようなことをするので、小銭が必要となる。

  3. 何かあったときのため
    漠然としているが、実際は保育園から小銭での支払いを求められたりなどでそこそこ役に立っている。そういえば伸ばした針金ハンガーに小銭をたくさん通して凶器にする、というトリックがあった気がするが、そういう「何か」に使ったことはない。FF5でも「ぜになげ」を使うのはためらったものだ。

…と、理由はあったものの、ついついついつい増やしすぎた。小銭を使うために貯めているのではなく、貯めることが目的になりつつあったと思う。同人については復帰できるかどうかわからないし、そもそもどう考えても小銭が多すぎた。ので決まった金額だけ残し、それ以外の小銭は銀行口座に預けることにした。



余談だが、買い物のとき、小銭でちょうど支払えてしまったときの快感にも騙されがちかもしれない。プロスペクト理論によると、人間は損を得の2.5倍に感じるというが、小銭でちょうど支払えたときの快感も2.5倍くらい増しになっている気がする。小銭でジャラジャラしてしまった財布を持っていたことは間違っていなかったという確証バイアスで1倍+小銭がなくなって財布が軽くなり、見た目も重さもすっきりした気分になることで0.5倍+たまたま小銭がちょうどだったラッキー感で1倍くらいを足すと2.5倍くらいになるかなと。どんぶり勘定かつ根拠はない。



話を戻すが、私は、5,000円分の小銭を常備することにした。これを超えたら使ったり預けたりして、不足したらどこかで小銭が出たときに補充する。
内訳は、500円玉6枚、100円玉13枚、50円玉10枚、10円玉17枚、5円玉4枚、1円玉10枚。これを100均のコインケースに入れている。キャンドゥで買ったと思い込んでいたのだが、ネットで調べたらセリアで売っているものだと書いてあった。そうだったのかお前の出自。
たぶん3,000円分でもいけるとは思う。3,000円だと内訳は500円玉3枚、100円玉11枚、50円玉5枚、10円玉12枚、5円玉4枚、1円玉10枚あたりか。



ただ、増税で昨今ますます注目されている電子決済は送金機能もあると知った。夫への立替分支払いは電子決済に切り替えようかと検討中である。小銭の存在自体が断捨離されそうな勢いだ。